前回の続き。前編はこちら。
■5話
宗教施設トップのマザーは息子?を媒介にして死んだ人と対話して出来るミディアムなる存在らしい。
調べたら霊界との対話をミディアムシップと言うようだ。ふ~ん。イタコとかユタみたいなもんか?
YoutuberのKITE君がインチキだろ?と引きこもり君のメガネを触らせたところ、メガネを強奪してガスで死んだ近所のねーちゃんの言葉を発したのでどうもマジっぽいことが判明。
偏食は良くないぞ?と食事場担当のデブに言われたところにこの返し。クソガキィ!
なんかすっごい広い大麻畑で労働の喜びを知る引きこもり。いいのか、それで。
ドラッグパーティーも開催。ちなみにこれはクラブが好きな友人から聞いた話なんですが、大麻の所持は違法だが使用でどうこうとはないので、吸っていても持っていなければ先輩に無理やり吸わされました、的なこと言えばなんとかなる・・・らしい。
ここまで空気だったのに大麻のおかげで引きこもり君が陽キャに変わりつつある。
皆がPTで人間関係を深めている間、じいちゃんが電動車椅子と弓矢で教団本部に襲撃をかけます。
発砲してきた警備を普通に射殺して突破。強すぎだろ。
じいちゃんの目的はマザーが媒介にしていた子供(実は爺ちゃんの孫)だったらしい。
必要あるのかどうか疑問なのですがマザーと教団トップのもう1人みたいな人のSEXシーンが挟まる。
爺ちゃんが子供を連れて車で逃げるのですが、教団の門に突撃して普通に失敗。どこへ向かっているんだこのアニメ。
■6話
門に突撃した爺ちゃんは捕まって牢屋に入れられたっぽい。そして目的の孫は別にマジの孫というわけではなく、爺ちゃんはモルヒネで勘違いしているだけの精神異常者だったことが判明。モルヒネ中毒の設定が生きたな?
寝たきりで眼と指しか動かせないおっさんの世話をする歩。何かを伝えようとしているおっさんの姿に、もしやモールス信号では?と考えたところ正解。
地震予知をしてみせるおっさん何者だよ?と考えたところ、一度新聞で見た小野寺さんなる人物だったと思い出します。小野寺さんは日本沈没を予言してたナントカ研究所の人です。
たしかこの小野寺さんという人物は2006映画版の主人公で、最終的に潜水艇に乗って核爆弾を爆発させて日本を救ったヒーローだった記憶があります。しかしこの日本沈没2020では何故か寝たきりのおっさんとして登場。ちなみに、このおっさんが何故寝たきりになったのか、そして何故この施設に辿り着いたのかは当然語られません。
そして新聞で見ただけっぽい、風貌もまったく異なっているこのおっさんを小野寺さんと思い出し、見抜いたのか、よくわからない。
そしておっさんの予言した通り、本当にやべー地震が来ます。
クソガキを守って食事場担当のデブが死にます。ここでデブが八百長で干された力士だったことが死ぬ直前の語りで判明します。その設定いる?
施設は混乱、その最中にいっぱい溜め込んでいた資金を巡ってバトルが発生。
死者の声を聞くだけじゃなく、刀も扱えるマザーかっけえ。
なんとか生き残ったマザーが息子の元へ向かうと、今まで一度も喋ったことのない息子が言葉を発した直後に瓦礫で死亡。当然ですが何の感慨も湧かない。
両親がこいつはお前の孫じゃないよ、と告げたところ、爺ちゃんは、そんなことは知っとる発言。土砂崩れで行方がわからなくなっていた孫がここにいると思いたかったらしい。モルヒネで勘違いしてたよりもやばくないか?
崩れ行く教団から逃げ出す一行。こいつら地震が来なかったら普通にここに永住する気だっただろ。
面白外人芸人枠のダニエルはここに残るらしい。PT離脱。こいつ出す必要あった?
KITEは作中最強キャラなので、きちんと爺ちゃんを助けて脱出しようとしますが、爺ちゃんはそれを拒否。
一行に襲いかかる暴徒をすげー遠くから弓で狙撃して脱出の援護をする爺ちゃん。強すぎる。那須与一か?
最後にマザーの元に一部の信者が集まってきて、貴方達と運命を共にします、的なことを言って多分死亡。
多分障害持ちの息子が尊厳を持てるような理想郷を作ろうとしていた、いいお母ちゃんだったことが判明。
長かった教団編、終了。
■7話
7話目にしてようやく自衛隊が登場。
国外脱出の船にマイナンバーで抽選されると乗れるらしい。歩は有望陸上選手なので優先枠で乗れると判明。
船が出発する間際、歩は母親が心臓ペーシングを受けていることを思い出し、電池切れるんじゃね?と考えたのか、下船。だったら最初から乗るなよ。
またやべー地震が来ます。
富士山が噴火して衝撃破で引きこもりくんが負傷。痛そう。幸い命に別状はないらしい。思いっきり心臓に直撃してそうなんですが本当に大丈夫か?ちなみに今後、この怪我が物語に影響することは当然ながらありません。
唐突に出てきた国粋主義者っぽい船に乗せてもらおうとしたところ、PTメンバーが外人、外人混じりばかりなので拒否される一行。小野寺さんは乗りたくないらしい。
全然関係ないんですが、移動する日本領土でこれ思い出しました。こっちのアニメも面白いんで是非見てください。
これからどうしよう・・・みたいな雰囲気を出していたところ、10秒後くらいに親切な漁師のおっさんの船に乗せてもらえます。
よくわからんが、主義者の船が座礁して速攻で沈んで大爆発します。小野寺さんの予知能力凄すぎる。
爆発か地震かよくわかりませんが、やべー波が出来て、漁師の船も巻き添えを食らって沈みます。
テントみたいな救命用ボートに乗って歩と弟、漁師のおっさんで脱出。陸地かと思って近づいたらそれはビルだった。
日本が沈んじゃった・・・ 教団編で3話も使ったのは間違いだった、とでも言うかのような怒涛の展開。
■8話
いきなり漁師のおっさんが死んでてめっちゃ鳥に啄まれてます。そのままサメに喰われます。ディザスター物というだけでなく、サメ映画だったことも判明。
姉弟仲良く漂流。いきなり話のペースがゆっくりになります。
お腹が減りすぎたせいか、物語序盤で退場したお助けキャラの父ちゃんの幻を見ます。父ちゃんの言う通り鳥を捕まえたら丸呑みしてた魚を3匹吐き出しました。微妙にスケールが小さいのがなんか笑える。
理由はわかりませんがママ・引きこもりペアと合流できます。
小野寺さんが残した数字が座標ではないか、という話になり、クソガキが広島より少し東じゃね?戦争ゲームで爆心地の座標覚えてるわ~と発言。うおおおおおおおイースポーツ!
手漕きボートで漂流しているとモーターボートをたまたま発見した一行。しかし海中の何かにロープが引っかかっていて発進できない。タイミングよくママの補助心臓の電源が切れます。命が長くないと知ったママは海中に潜って命懸けでロープを外します。ここで元々水泳をやっていたことも判明。
救命活動をしてみたものの、ママはそのまま死んでしまいます。
ちなみに胸骨圧迫をする際は肘を伸ばしたままやらないと意味ないので怒られます。この歩ちゃんみたいに肘曲げながらやってた女性を知っているのですが、胸骨圧迫の実技試験で再々々々試験くらいまで喰らってました。
■9話
ママとの別れを速攻で済ませ、出発する一行。
引きこもりのキャラが変わりすぎてて怖い。
特に理由もなく、自衛隊からパクってきたらしいすげー船にのったKITEと合流できます。小野寺さんも無事でした。ママが命をかけて動かしたモーターボートを即座に乗り捨てます。
全てが唐突なこのアニメですが、唐突にフリースタイルダンジョンが始まります。
しかも結構韻踏んだりパンチラインっぽいのもあったりしてレベルが高いのが笑える。
小野寺さんの秘密基地が洞窟の中にあり、おっさんのアーカイブを完成させると日本が救われるらしい。
データを回収しにおっさんを背負ってKITEが潜入します。
おっさんの歯に何故か仕込んであったフラッシュメモリに研究データを転送するKITE。しかし再び地震が起こり、研究所が浸水し転送がストップします。KITEは研究所PCのSSDを抜き取り、おっさんと脱出します。最初からドライブ抜き取った方が良くね?
おっさんを背負って研究所から脱出したKITE。おっさんが死にかけますが、KITEは作中最強キャラなので正しい胸骨圧迫を行い、おっさんの救命に成功。
波に流されそうになっていたおっさんのSSDを引きこもりが命と引き換えに回収します。
展開が早すぎる。
■最終話
先輩の死を嘆く一行。KITE君、爺ちゃんや引きこもりとも結構仲良くしてて、能力的にも人格的にも最強すぎる。
おっさんのアーカイブにより日本が隆起する場所を知った一行はそこまで移動します。が、何も起こらない。
隆起するとは言ったが・・・それがいつとはわからない。
じゃあ別に移動する必要もないのでは?
唐突にKITEが自分の気球を発見。たまたま見つかったのか、仕込んでたのかはわかりませんが作中最強キャラなので仕込んでた説が濃厚。
1人なら乗れる、ということでKITEがPT離脱。元々気まぐれで付き合ってただけだし?
KITEは作中最強キャラで人格的にも完成されているので当然他のメンバーを見捨てたりはしませんでした。
気球を飛ばして電波を中継することで、漂流してた一行の場所を伝えるのが目的だったようです。竜騎衆を止めにいったポップみてえだな。
気球だけ飛ばして乗る必要はなかったのでは・・・?
KITEの目論見通り、速攻でPTは救出されます。ヘリコプターや組織まで私有しているとかKITE強すぎだろ。スピードワゴン財団みたいな感じかもしれん。
この一連の流れでKITEは生死不明みたいな感じになります。描写だけ見ると死んでそうなんですが、最強キャラなので多分生きてます。
ロシアの病院に収容された一行、そこで日本が沈没したことを知ります。
なんか韓国もついでで沈んでるのが笑える。
歩は足の怪我から骨髄炎を発症しており、足の切断が必要と宣告される。
ここから凄い勢いでまとめに入ります。
数年後日本は隆起し、オリンピックが開かれます。
クソガキはJapanese Fakerになっています。うおおおおイースポーツ!w
歩はパラリンピックの選手に。
マジで怒涛のまとめで、何かいい話風に持っていこうとしていることだけは理解出来るんですが、今までの意味不明な唐突ストーリーを見ていると全然これ見ても感動せず、何か乾いた笑いが出てきます。
正直ここの下りはうまく説明できないので実際に見てみてください。
何かいい感じのことを言ってシメです。
最後に歩が出場した競技は何故か幅跳びだったことが判明します。終わったと思った所に奇襲して笑いを取りにくるの止めてほしい。
最後にグランドEDとして花譜ちゃんの曲が流れて終了。ミスマッチ感が凄いけど名作っぽく感じられる。
■総評
色々な要素を詰め込んだ面白アニメ。
Netflix加入者の方は是非見てください。
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