“MINORIA” 感想

MINORIAをクリア。
本作はmomodoraシリーズの製作陣らが2019年に出した新作。前シリーズとの繋がりは無し。
過去にプレイしていたmomodora:月下のレクイエムが面白かったので、サマーセール時に1300円程で購入していた。
ゲームとしては所謂“メトロイドヴァニア”と呼ばれる2D探索アクションゲーム。
僕はこのジャンルが好きなので結構プレイすることが多い。

クリアタイム:約4時間
半分くらいのボスは初見で撃破。見落としがあって結構道に迷ったシーンもあった。
評価:良い

■ストーリー(要約)
異端審問を執行するシスターとして魔女を殺そう

■感想
ゲームの作りとしては、前作の momodora:月下のレクイエム とそこまで変わらないと思う。
敵の攻撃は全体的に痛く、最大HPの9割くらいのダメージを雑魚から喰らったりすることも。

◇good
・操作感が良い
非常にキビキビと動く。
行動の硬直もほぼ無く、反射的なプレイが可能。

・雰囲気が良い
異端審問、シスター、魔女。ヲタクが好きそう。

・グラが良い
トゥーンレンダリングと手書きアートの組み合わせ。個人的には好み。

・セーブポイントは多い
敵の攻撃が激しいが、セーブポイントには困らないので再挑戦しやすい

◇bad
・探索要素は薄め
メトロイドヴァニアというには探索要素は少ない。
体力はレベルアップでしか増えず、探索をした所でキャラクターの強さにはあまり寄与しない。

・敵の種類が少ない
敵の種類が少なく、少しパターンを変えただけのものが多い。

・ボス戦でのパリィがあまり使えない
パリィ後には強力な反撃を繰り出すのだが、ボス戦では反撃がでない。
よってボス戦の回避行動は基本的にローリングが主体となり、パリィの出番がほぼない。

・ボス戦でのお香の使い道が少ない
サブウェポンとして何種類も“お香”が存在するのだが、中盤以降のボス戦ではお香による攻撃はダメージ無効化され、攻撃手段はほぼメインウェポン一択。

■総評
メトロイドヴァニアというには探索の広がりが少なく、少し中途半端な作品という印象はあるが、操作性が非常に良いアクションゲームとして評価。

何らかのセールで1000円程度まで値段が下がっているならば買う価値はあるだろう。
定価で買うかと言われるとやや微妙か。
興味がある人は、もっと安価な前シリーズの momodora:月下のレクイエム からプレイしてみるのを推奨。

どうもマルチエンディングっぽかったのでもう1周くらいはプレイする予定。

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