“魔法科高校の劣等生 32巻” 完結 感想

とうとう完結してしまいました。
9年間お疲れ様でした。
1年使って1冊出なかったりする作品も多い中、9年で32冊+外伝も出してるから3ヶ月に1冊くらいはコンスタントに出し続けていたの凄い。

とはいえもう1ヶ月後には実質続編のメイジアン・カンパニーが発売されるということで。
続編の表紙は9年前と同じ構図っぽい。こういうの好き。

続編は続編で楽しみですが、そのせいか全体的に作品の最終巻としては消化不良感が感じられたのは事実。

正直なところ、これ以上はお兄様を中心に話進めるより、今までにいっぱい出てきたキャラを中心にして遠くからお兄様ヨイショしてるほうが面白そうな感じはある。
“司波達也暗殺計画”とか、タイトルだけでもう面白い。自身の暗殺計画が笑い話になる男。

最後は高校生らしく?達也くんとクリムゾンプリンスが卒業式で深雪ちゃんを争って素手の殴り合いして達也くんが勝利。
まあお兄様だし勝つのには特に疑問ないです。
てか結局、お兄様が一番作中でヤバかったのって最初の方の無名のスナイパーだよな。

お兄様は深雪ちゃんのことを女性として愛しているのか、妹として愛しているのかについては問題提起こそされたものの、答えは明示されず。
大学に入って2年間が経ち、お兄様宇宙ステーションを打ち上げ成功!続く!みたいな感じ。
もう出番がないかと思ってた森崎君とかも微妙に出てきました。

個人的に最終巻で一番面白かったのは、達也くんがアメリカ国防長官秘書と会談した時にブラックコーヒーを頼んで、相手が“え、頼むの?”ってビビってたところです。

■アニメが楽しみ
魔法科高校の劣等生、基本的に文章で魔法の内容細かく説明したりするんで、アニメ化するって最初に聞いた時に映像になることに正直ちょっと不安というか、原作読んでないと何やってるかわかんねえし微妙な感じになるんちゃう?って思ってたんですけど。
蓋を開けてみるとアニメ、あまりにも面白かったので秋からの来訪者編にめちゃくちゃ期待しています。
秋アニメの最有力候補。
アニメになったのが入学~横浜編までのお兄様の一番面白い所詰め合わせだったってのもあるんだろうけど、スタッフがお兄様の面白さを“理解している”のか、アニメになったおかげで小説のときには特になんとも思ってなかったシーンがめちゃくちゃ面白くなってたり。
僕の好きなシーン4選です。多分100選くらいは挙げられるけど。

AbemaTVでよく一挙放送をしているせいか、マジでこのアニメ数十回くらい見てる気がする。
いつ見ても面白い。僕が寝たきりの老人になってもこの作品面白いな・・・と思いながら見てそう。

OPED曲もどれも良い。
今や世間でLiSAといえば紅蓮華っぽいけど、Are you serious?どう考えてもRising Hopeだろ・・・

あとサントラも良い。一度聞いたら耳に残る。

皆さんも是非、秋は “魔法科高校の劣等生 来訪者編” 視聴しましょう。

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