FF7リメイク感想(ネタバレ有

※前ブログのコピーです

話題作、やりました。
オリジナルのFF7は小学5、6年生くらいの頃に友人のを借りてやりました。
FF7が大好きか、と言われるとそうでもない。話はほぼ覚えてるけど。
派生作品はACCのみ視聴済み。ダージュオブケルベロスとかザックスのゲームはやってません。

結論から言うと面白いと思います。

今回ミッドガルまで、ということでボリュームに不安があったが、実際クリアまでのプレイ時間は約30時間。おそらくオリジナル版をクリアするより長いw

・良かった点
◇グラフィックが良い
文句はないです。
クリアした後に何故か閃4を2年ぶりに起動してしまったのだが、グラのレベルの違いに驚いた(パクパク)
はは・・・流石に開発費違いすぎるというか

◇キャラの描写、ミッドガルの描写
引き伸ばしているので当然かもしれないが、キャラクターの性格をより理解しやすい。
オリジナル版ではチョイ役だったジェシーらの掘り下げもあり、魅力的なキャラになっている。
実際テロを行っているアバランチの活動が周りにめっちゃ迷惑かけてそうな感がでてる。

◇音楽が良い
オリジナル版の雰囲気は損なわず、良アレンジしていると思う。
戦闘が進むにつれ音楽が徐々に変わっていく演出も良い。
FF7の曲だと特にJ-E-N-O-V-Aが好きなんですが非常に良かった。

◇戦闘が面白い
アクション+ATBの融合ということでなかなかうまく作れていると思う。
オリジナル版ではマテリアシステムの都合、最終的にリミットの性能と近距離遠距離攻撃くらいでしか戦闘での差別化を感じなかったが、今作ではキャラ毎にはっきりとやれることが異なっている。

・悪かった点
◇サブクエストが退屈
クラウドが実際に“なんでも屋”をやっているのは感慨深いところではあるが、サブクエストは基本的にただのお使いで、設定を掘り下げるようなものはほぼない。

◇特定マテリアの成長が遅すぎる
ハードだと必須クラスのHPアップ、MPアップのようなマテリアの完成が他のマテリアと比較して遠すぎる。まあこれはオリジナル版もそうだけど・・・
レベルは特に意識せずともすぐカンストするのにマテリアは全然育たない。

◇特定マテリアの入手が限定されている
特に有用なマテリアである属性マテリアは2つ、範囲化マテリアは1つしか入手できない。
組み合わせで使えるマテリアが少ないことから、マテリア連結穴があまり意味を成していない。
マテリア分裂はなし。

◇移動速度がコロコロ変わる
走れてる時はいいのだが、ねっとり歩かざるを得ないシーンがよく挟まる。
1周目はまあいいが、2周していると面倒。

◇ブリザドエアロが当たらない
ファイアとサンダーは確定着弾なのに、ブリザドエアロはタイムラグがあるせいか当たらないことがよくある。
特にブリザドは氷弱点の敵が魔物系のことが多いのだが、動き回るタイプの敵だった時マジでまったく当たらない。

◇ヘイト操作が微妙
ターゲットロックなど特定行動を除き、操作キャラを切り替えた途端に大抵の場合、敵のヘイトが操作キャラに飛んでくる。

◇カメラワークがカスな時がある
カメラ透過してほしい箇所でしてくれなくてクソ見にくくなることがある。

◇雲梯が遅い
直線ならいいが、方向転換含めたぶら下がり移動シーンはかなりだるい。

◇完結していない上に完結の目処もついていない
10年後に完結しているか、かなり怪しい。

◇ハードモードの調整が微妙
アイテム使用不可、休憩でのMP回復不可。道中の宝箱を開ける意味がほぼない。
しかしサブクエストは放置するとスキルブックに絡んでたりする。
敵がもっと強くてもいいからアイテム使用不可は個人的には微妙。
工夫の余地があまりない。できるだけ回復はいのりorチャクラ、属性攻撃は属性マテリアに頼る、になってしまう。

◇ボス戦でのバースト
バーストゲージが溜まった瞬間に演出移行で意味無し、みたいなことが多すぎる。

・人によって評価が分かれそうな点
◇ただのリメイクではない
ネタバレになるが、オリジナルの物語とは異なる展開となる。
オリジナル版の話をある程度把握していることが前提のような演出がされている。
リメイクというより続編のような立ち位置だと感じた。
最後の戦闘シーンとか、ACばりに戦っていた。

僕は既知の物語をやり直すよりは面白いと思ったが、純粋なリメイクを望んでいた人にとっては受け入れられない可能性がある。
オリジナルFF7に思い入れが強い人だと無理なのかも。

◇戦闘の難易度はやや高め
自分が操作していないキャラはCPU操作となるが、はっきりいって全キャラ自分で操作しないと話にならない。テイルズやSOのように戦ってくれるとは思わない方がいい。
自分が動かしていないとATBゲージがまともに進まないので、1キャラ操作してゲージ溜め→コマンド入力→別キャラへ→ループ と結構操作量が多い。
コマンド指示を出しても詠唱中に敵の大攻撃を喰らうとキャンセルされてゲージだけ消費したりする。
オリジナルFF7の難易度は低かったが、今作はゲームが下手な人だとNormal難易度でも結構苦労するだろう。
個人的にはやり応えがあって面白い戦闘システムだと感じている。

・キャラクター評
◇クラウド

クールでかっこいい、という表向きのイメージと違い、実はめちゃくちゃ陰キャなクラウドだが、今作はまだゲーム序盤なのに陰キャ感が既に滲み出てるのが良い。周りも結構クラウドに対してツッコミを入れたりする。
ジェシー、エアリスがかなりの陽キャなので、対応に困っているところが面白い。

戦闘ではバーストスラッシュ、ラピッドチェイン、ディスオーダー、インフィニットエンドと物理面のアビリティでは不足なし。特にラピッドチェインは序盤から覚えるくせに強すぎる。
キャラとしてはモードを切り替えつつガード反撃を特徴としたキャラで、通常攻撃をdodgeしたり盾を構えてる雑魚に対してMPを節約しつつ崩すことが出来る。
他キャラよりガードが重要なのだが、ガード不可の攻撃が喰らうまで分からないのが少し使いにくい。
ストーリー上使用機会が多い。タイマンする際は大体ガード反撃から組み立てるのが基本。

破晄撃がゴミ

◇バレット

リーダーとして度量を見せたり、ヒステリックになって暴れたり、おちゃらけたことを言ったりとキャラが安定しない。面白い黒人。最終的には結構デレデレになる。

戦闘面ではかなり強い。近接組だとそもそも攻撃が届かず、バレットにしか処理できない敵が多すぎる。HPが高く、アバランチ魂でPTのサポートも可能。アンガーマックスもシンプルに強い。距離を取って様子を見ながら戦えるし特別な操作も必要ないので、戦闘で困ったらバレット。ヘイトを取ってもド根性で硬い。

◇ティファ

正直ストーリー的にはあまりこれといったシーンがなかった・・・SASUKEをやらされたのだけ印象に残っている。
ティファも割と性格暗めのキャラなので、昔に比べてそれが全面に出ていたように感じた。
戦闘では秘技解放して殴るのがシンプルに強い。ゲージが溜まりやすいので色々と小回りが効くキャラではある。

快感のマテリア

◇エアリス

正直、思ってたよりもかなり可愛い。クラウド君がエアリスのこと引きずり続けるのも無理はない。
これで死なれると結構しんどい。
エアリスファンの方はこのゲームやるべきだと思います。

戦闘は完全な魔法キャラ。このゲーム、基本的にほとんどの敵が弱点属性持ちで魔法が強いので当然エアリスも強い。魔法陣、光の盾と設置型アビも強い。通常攻撃も遠距離型なので強い。テンペストはやや癖がある。

◇その他
レッド13・・・かっこいい、けど声優的に途中からラットルみたいになるんだろうな。最強クラスリミットのスターダストレイを撃ちまくる。
セフィロス・・・戦える。塩酸シメジヒラメ出目金も聞ける。なんかそのうち仲間になったりしそうな雰囲気が出ている。

キリエ・・・可愛い
ザックス・・・最後に生存ムービー流れたけど、あくまで選ばれなかった可能性世界の1つという認識。
ルーファウス・・・服がビラビラいっぱいついててかっけえ・・・w

・総評
始める前は不安があったが、FF7の物語の導入、爆破ミッションから始まるのやっぱすごいなと。物語て大抵導入部が結構しんどいんだけど、そういうものを感じさせない緊迫感というか、最初からいきなり話が動いていく感が伝わってプレイに入り込みやすいゲームだな~って感じた。

色々細かい不満を挙げていくと結構あるものの、全体としてはかなり楽しめたゲームだった。
続編が安定して出るならばかなり期待できるのだが・・・完結するのはいつになるやら。
行く末を見極めるとしよう。(創の軌跡購入予定

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