女を買った。約2万円だ。
女を買ったのは人生で初めてだ。
■2万円の女
誰だよ、という人のために解説するが、“ファイアーエムブレム 烈火の剣” の主人公(の1人)、リンことリンディスである。
俺の世代にとってエムブレムといえばマルス、ではなくロイ、そしてエリウッドだ。
“封印の剣”、“烈火の剣” の2世代の物語。この2作はGBA作品ながら今プレイしても問題なく楽しめる名作というべき作品であり、どちらかといえば “烈火の剣” の方が前作の荒削りだった部分をよりブラッシュアップして完成度の高い作品に仕上がっている。
リンはシリーズ初の女性ロード。ユニット性能として物凄く強いわけではないのだが、FE最重要ステータスの速さが安定して伸びるので確実に仕事をしてくれるタイプで安心できる。作品をプレイしたことのあるプレイヤーならば、思い入れのあるキャラになることは間違いない、そんな女である。
今調べると、FEソシャゲのキャラ人気投票で第1回女性部門1位を獲得しているようだ。FEシリーズは覚醒からキャラクターの性格がジャンク感があるというか、個性強めに設定されているので恐らく人気キャラクターは覚醒以後のキャラクターが多くなる傾向にあると思うのだが、そんな奴らを差し置いて人気1位を獲得している。主人公という補正はあるものの、FEシリーズの中で最も人気の高い女といえる。
■女を買った感想
まず、怖い。
何が怖いかというと、かなり精巧な造りをしているという点だ。服装はアオザイ風といえばいいのだろうか、スリットのはいったスカートのようになっていて薄い。腰の紐もかなり細かく造られている。持っている剣は専用武器のマーニ・カティだろうか。大きくないのでソール・カティ(重さ12)ではないと思うのだが、これもかなり細かく造られている。というか、先が尖っていて普通に危ない。これで刺したら怪我するだろうな。鞘にも細かく紐がつけられている。
とにかく細かい部分も精巧に造られている。それ故に、何かの拍子で簡単に壊れてしまいそうで怖い。リンのためのゲル(フィギュア用のケース)の購入を決意。ケースが来るまでは一旦箱にしまっておくことにした。
リンといえば、スリットから見える足である。
うーん、気合が入っている。ほとんど穿いてないように見える原作再現。ポーズなどの関係で、非常に確認しにくい。制作陣のこだわりを感じる。実際のところは・・・これは手にとって確かめてくれと言いたい。ここに答えを書くのは憚られる。それがサカの掟。
写真を撮ったりするのが下手なので画像ではあまり魅力を伝えられていないだろうが・・・総じて、満足な出来だ。原作キャラデザの監修イラストに忠実だ。パネルマジックは感じない。
あと、デカい。高さが30cmくらいある。かなり存在感がある・・・
■もっと女を買いたくなった
こういうものとはほとんど無縁の人生を送ってきたのだが、危険なものかもしれない。俺は私立の中高一貫に通っていたので、周囲の人間はなかなか裕福な人間が多く、中高生ながら高額のヲタクグッズを買っている人間が少なからずいた。あれから10年以上の年月が経つ。今になって、奴らが色々と買っていたのが理解出来るような気がする。大学生の頃、風俗大好きな友人がいたが、皆本質的には同じなのかもしれない。
この棚の部分は買った女コーナーにしてもいいかなという気分になってきた。
しかし、特定の女にそこまで入れ込むことがあまりないので誰を買うかは中々難しい。昔に比べると情報のインプット量が減っているのでお気に入りの女がなかなか出てこないというのが正直なところだ。
安い女を大量に買ってあまり荷物になっても困るし、かといって良い女を買おうと思うと1人につき数万円ほど必要になったりするので選択が難しい。
■次の女候補
Amazonのフィギュア検索を見ていてちょっと気になった女。
“RWBY” よりワイス・シュニー。ヲタクの好きな魔法剣士。他の同シリーズのRWBYメンバーよりも明らかに価格が高い。お嬢様はお値段が高いのだろうか。
“戦姫絶唱シンフォギア” より、マリア・カデンツァヴナ・イヴ。アガートラームもかっこいいのだが烈槍・ガングニールの頃のマリアさんの方が好きなので作って欲しい。
■またリンディスに会いたい
FEがおよそ2,3年周期で新作が出ているので、そろそろ次回作が発表されるんじゃないかと期待している。
インターネッツのどこかで見かけたが、次回作は“聖戦” もしくは“封印烈火” のリメイクらしいとか・・・
本当かどうかは知らないが、“聖戦” は血統が全てのちょっと癖ありすぎる作品(ニンテンドーオンラインでプレイ可能)なので “封印烈火” の2作まとめてのリメイクを期待したいところである。待っているぜ。
コメント