FF14 モンクのスキル回し・解説・評価(Patch6.08)

他のジョブに比べて完璧なスキル回しが非常に難解なため、攻略中に要求されるレベル程度のもので、理論上の100点を狙うような内容ではありません。

◇モンクの特徴
・遠距離攻撃手段が皆無
攻略実戦値が低くなりやすい。特に野良で近接が全然殴れないタイプの謎マクロなんかが流行るとヤバい系。

・コンボルートが固定でない
3つの型にそれぞれ2つの技が対応しており、状況に応じて毎回2つのうちの1つを選択するような設計になっている。これが人によっては難しいと感じられる。とはいえ、技の選択基準に関してはかなり明快なので選択自体は難しくない。基本的には同じようなスキル回しをし続けることにはなる。

・必殺技システムの追加
踏鳴を使用し、使った技の型に応じて異なる必殺技を放つ。
必殺技を使うことで対応した陰陽どちらかのチャクラを獲得し、陰陽揃えて必殺技を使うと大技の夢幻闘舞が使用できる!という新システムなのだが、微妙に扱いにくい。

・マントラが強い(と言われている)
PTの回復量10%アップとDPSの癖にヒールバフを持つ。
これがとにかく強く、マントラあるから採用!でもマントラあるじゃん。
…などとやたらと言われているが、正直10%上がった所であまりヒールの回数に影響を与えないというのが実際のところ。無いよりはあったほうがいいかな、レベルのスキル。超強いって感じはない。回復量500が550になったところで数値上ではそこまで大きな変化はない。昔は30%上がってたので明らかに強かったが。

ただ、ヒーラーが回復に専念せざるを得ないような、高威力の範囲攻撃が連続するシーンでは強力。4層の時間切れ直前にありがち。結局ヒールワーク自体は大体の場合でほぼ変わらないのだが、ヒールの反映が遅いとか、乱数だとか、レンジだけ体が弱いだとか、1人だけ少しHP凹んでる人に余ってる単体アビヒールやらブラナイ投げる機転が利かなかったりだとか、様々な理由でヒールしてるけどギリギリHP足りて無くて1人だけ死人が出たりすることが、このゲームでは稀によくある…
そんなシーンで10%回復量アップしてるとギリギリで生き残ったりすることが有り得る。このゲームのレイドは結局の所4層を攻略出来るかどうかが大事なので、そういった意味では高評価されるのも納得のスキルではある。

◇モンクのスキル解説
詳細はジョブガイド参照。
このゲームをする上でスキルの説明文は必ず1度は熟読すること。

壱の型
・連撃
必ずクリティカル。超強い。

・双竜
次の連撃効果アップ。双竜自体の威力も妙に高く、超強い。

交互に使う。優先度は連撃効果アップ有り連撃>双竜>バフ無し連撃。自然と双竜→連撃→双竜→連撃→の形になるはず。

弐の型
・双掌
自身に15%火力上昇のバフを15秒付与。

・正拳突き
バニラスキル。モンクの基本コンボの中で最も価値が低いスキル

優先度は双掌>正拳。巧力バフが6秒以上あれば正拳。
実威力で20しか差がないので、双掌バフを切らすくらいなら双掌連打したほうが良い。
双掌の時間が15秒で、モンクの型が1巡するのが約6秒なので、バフを切らさないようにすると基本的には交互に使うことになる。

参の型
・崩拳
側面指定がある癖に威力が双竜以下。あんまり打ちたくないスキル。

・破砕拳
高威力Dot。背面指定。着弾までにやや時間がかかる。

優先度は当然ながら、破砕>崩拳。
Dot18秒なので、基本的には3巡の組み合わせは破砕→崩拳→崩拳のループとなる。
Dotの残り時間が3秒以下なら破砕更新が無難。6秒前後だと破砕の着弾が遅いせいで次の更新がギリギリ綺麗には間に合わないくらいなので自分なら崩拳を振る。まあ1秒切らす程度ならあんまり気にしなくていいと思う。

・範囲コンボ3段
このゲームの範囲攻撃は3体以上いれば単体コンボより威力的に強くデザインされている。

・踏鳴
以後3回のスキルを型問わず使用可能。
モンクを難解にしている。詳細については後述。

・必殺技
踏鳴を使用した後に、使用した技の型3つに対応した必殺技が発動する。

・鳳凰の舞
それぞれ異なる型3つを使用すると発動。陽のチャクラを付与。かっこいい。

・蒼気砲
同じ型3つを使用すると発動。陰のチャクラを付与。
今まで散々使ってきたスキルを使いまわしされているので魅力に欠ける。

・天宙脚
型の配分が1・2の時に発動。威力の低いハズレ枠。つまり事実上、出番なし。
こんなスキル作らなくてよかったのでは…

・夢幻闘舞
陰陽のチャクラがある時は必ずこれになる。
2分に1回しか使えないモンク一番の大技。

・闘気
・陰陽闘気斬
・万象闘気圏(範囲)
暇な時に貯めておくスキル。
チャクラが5つ溜まったときに消費可能。基本、溜まったら即撃ち。

・六合星導脚
GCDが非常に長くなる代わりに高威力の攻撃を放つ。短時間移動速度アップが付与される。
タイムラインで敵が消える直前の締めの一撃、もしくはLBを撃つ直前に振る。
普通に使うにはGCDが長いので、このスキルを振って離脱し攻撃を回避→再度接近して攻撃と上手いこと回るシーンがほぼ存在しない。
このスキルを使うくらいなら、ギリギリまで通常コンボを回す→抜重歩法で離脱→再度抜重歩法で接近の方が良いことがほとんど。

・抜重歩法
味方だけでなく敵もターゲット可能なエーテリアルステップ。3スタック可能。
滅茶苦茶強い。移動スキルとしては最高峰のもの。
敵に使用するためのものと、味方に使用するための<mo>マクロを仕込んだもの、2つを準備して使い分けると良い。

・紅蓮の構え
60秒のバフ。基本的にリキャ毎に必ず即使用。GCDの後半に使わないと最後のWSにギリギリ間に合わないので注意

・疾風の構え
AA間隔が早くなる。基本的には何も考えずにリキャ毎に押す。使ってもゲームプレイに何も影響を与えないので正直つまらないスキル。ただし効果は強い。

・金剛の構え
次のWSを3回振るまで、被ダメージを20%カットする。
DPSの自衛スキルとしてはなかなか高性能。問題はDPSの自衛スキルの使いみちはほぼ無いことだが。
被弾する際はとりあえず使っておいても良い。が、意識的にわざわざこのスキルを使うメリットはほとんどない。積極的に活用する方法としては敵の攻撃を避けずに金剛の構えで受け、ブラッドパスで自己回復することで攻撃チャンスを増やす、くらいだろうか。火力を極限まで詰めたいときに活躍する可能性がある。
野良でやるとかなり嫌がられる可能性が高いのに注意。一応攻略段階だとヒーラーの余裕がなさそうな所でギミック処理で被弾する時はなるべく使う様にはしている。

・演舞
零の型を付与。次の基本コンボWSが何でも使えるようになる。
開幕前・ボスが消えた時など、やれることがないときにとりあえず使っておくスキル。

・無我
零の型・功力バフを最大時間まで延長し、構えている間は減少なしに出来る。
ボスが消えて何もやることがない時に使う系のスキル、にしても使う価値が限りなく低い。疾風迅雷のために作られたのに疾風迅雷が事実上削除されている今、99.9%の状況で無価値。僕はスロットから抜いていいレベルだと思います。

・桃園結義
与ダメージ5%の範囲シナジー。めちゃ強い。
また、効果時間中は自身の攻撃では必ず、PTメンバーの攻撃では20%の確率で闘気が1貯まる。
闘気斬を使うチャンスが大幅に増える。
着弾?がやや遅いので、GCD間に2つアビを挟むなら先に使った方が良い。

・マントラ
PTメンバーの回復を10%増やすサポートスキル。

◇スキル回し解説
モンクの特徴として、他のジョブの様に決まったコンボルートが存在せず、型が1→2→3→1と流れていく中で、状況に応じて2種から選択することになる。
1の型のWSを使用すると2の型が付与され、2の型でのWSを使うと3の型が付与され、3のWSでは1の型を付与する・・・といったループになる。
また、踏鳴を使用することで型の順番を無視して3回WSを使用でき、その時使った型に応じて必殺技が変わる。
と、文章で説明するとなんだかややこしいが、基本的なスキル回し自体は難しくない。

というわけで、モンクのスキル回しの核。開発が明らかに意識して決定しているであろうルールは以下。
・1の型は双竜→連撃→双竜→連撃と双竜から先に交互に使用する
・2の型は功力バフがないorきれそう(6秒未満)なら双掌、そうでないなら正拳突き
・3の型はDotがないorきれそうなら破砕、そうでないなら崩拳
出来るだけ1の型のWSの回数を増やす(1の型が一番状況を選ばずに威力が高い)
・攻撃バフのリキャストを極力余らせない(紅蓮の極意は即使用)、攻撃バフ中に必殺技を入れる
・闘気が5スタックしたら闘気斬を使用する

この法則に従ってスキル回しを行う。ルール自体は難しくないのだが、慣れないうちは自分のバフ欄を凝視しながら闘う必要があるのがモンクの難しい、というか面倒な点の1つだろう。
連撃効果アップのバフと功力バフの色が似ていて見にくいのも良くない。
HUDカスタマイズにてトリガーバフの欄を設定し、2つのバフの場所を分割することを推奨。

◇踏鳴・必殺技解説
踏鳴を使用することで次のWS3回は型に縛られずに自由に使用でき、それに応じた必殺技を発動できるようになる、というシステム。初見だとわかりにくいが、忍者の忍術を印ではなくWSの型の番号で行っている、というような感じだ。
必殺技を使用することで発動した必殺技に対応した陰陽のチャクラが付与される。陰陽両方のチャクラがある時に必殺技が発動すると夢幻闘舞になる。つまり、踏鳴3回使用毎(リキャ120秒)に夢幻闘舞が1回撃てる。

・鳳凰の舞
陽のチャクラを付与。3回全て違う型を使うことで発動。
鳳凰の舞を撃ちたい時は3回全て違う型を使用するので、型の順番の組み合わせが6通り。更に型に応じて2種類のWSの選択肢が存在するので、踏鳴を使用して鳳凰の舞を使う際の選択肢が非常に多く見える。が、実はそんなに取るべき選択肢は多くない。基本はスキル回しのルール通りに使う。
型の使用順だが、1の型はどこで使っても効果が一定なので、功力・破砕の残り時間で組み立てることになる。

基本ルールと同様、自身のバフ、Dot時間を見つつ、最適になるように組み立てる。優先順としては
①巧力バフが残り2秒以下→双掌打
②破砕拳Dotが残り3秒以下→破砕拳
③1の型のどちらかを使用

というような感じだ。これが慣れない内は面倒。

実戦で使う際は、スキルの性能の関係上、正拳突き・崩拳を踏鳴中に使用することは基本的にない。
後述するが、モンクの踏鳴使用タイミングは紅蓮の極意中に2回→1回→2回→1回という風になる。
紅蓮の極意20秒間中に必殺技2回を詰め込むのだが、片方が蒼気砲ルート(1の型x3)になるので、巧力・破砕の時間の更新が確実に必要になる。そこに鳳凰の舞を入れ込めば良い。
とりあえず鳳凰の舞は 双掌・破砕・1の型どちらか を最適に並び替えて撃つという認識だけしていれば問題ない。

・蒼気砲
陰のチャクラ。3回全て同じ型を使うことで発動。
事実上、1の型を3連撃するしか威力的な選択肢がないので簡単。
踏鳴発動前に功力を更新しないと最中に間違いなく切れるので意識する。

・夢幻闘舞
陰陽のチャクラがあればどんな組み合わせでもこれになる。
威力的なことを言えば必ず1の型3連撃で発動するのが良い。

◇必殺技使用ルートのまとめ
ここまで読んでいれば理解しているはずだが、双竜・連撃は適宜入れ替えること。
アビは緑表記
・鳳凰の舞
連撃→踏鳴双竜→双掌→破砕→鳳凰の舞→連撃
赤字の箇所を自身のバフ・Dot状況を見ながら順番調整し、余った所に1の型スキルを入れる。鳳凰を使う際は基本的に桃園結義のタイミングで闘気が貯まるので闘気斬連打しながらこのパズルをするのが面倒。

・蒼気砲
双竜→踏鳴→連撃→双竜→連撃→蒼気砲→双竜

・夢幻闘舞
蒼気砲と同様

◇開幕スキル回しの一例
(戦闘開始前)演舞・闘気→抜重歩法→双竜→(強化薬)→双掌→紅蓮の極意(遅めに)→破砕→闘気斬→連撃→桃園結義・踏鳴→双竜→疾風の極意→連撃→双竜→蒼気砲→連撃→踏鳴→双掌→双竜→破砕→鳳凰の舞→連撃→双掌→崩拳→基本ループへ

闘気は溜まり次第撃つ。桃園結義使用時は運ゲーだが、凄まじい勢いで闘気が溜まるので闘気スタックが3くらいになったのが見えたら闘気斬を連打しておくのが良い。連打しすぎて間違って闘気を発動してしまうことも。自分は出来るだけそうならないような押し方をしているが、闘気斬を連打しすぎて少しGCDに食い込むのは桃園結義中ならあまり気にしなくて良い。
蒼気砲は必ず1の型3回で撃つ。
鳳凰の舞は最も綺麗にスキル構築(双掌・破砕の時間を無駄なく使用する)されるように撃つ。

◇バーストの解説
基本的にはルールに従って基本コンボのループを黙々と続けるのがモンクのプレイスタイルだが、必殺技を使用するタイミングのみ、基本コンボから外れるのでその部分を解説。

桃園結義が2分、紅蓮の極意が1分、踏鳴(必殺技)が40秒、開幕のスキル回しで蒼気・鳳凰で使っているので
・必殺技は紅蓮の極意中に使う
・奇数分では紅蓮の極意+踏鳴1回(夢幻闘舞)
・偶数分では紅蓮の極意+桃園結義+踏鳴2回(鳳凰・蒼気)

こういう感じの組み立てになる。
1分毎にかなりきっちりバーストが詰まっていてスキル構築が窮屈。モンクが面倒な要因の1つ。

■奇数分
夢幻闘舞が陰陽のチャクラさえあればどのような撃ち方をしていても発動する。が、ダメージでは1の型3回が最も強いので、基本的には蒼気砲と同じようなスキル構成になる。
というわけで、奇数分の踏鳴が絡む箇所のスキル回しは 
双掌→破砕→1の型→踏鳴→1の型x3→必殺技→1の型→双掌→破砕 と、完全に決まっていると思っていい。

偶数分
紅蓮の極意・桃園結義を発動しつつ、必殺技2回を入れる。
必殺技はどのような撃ち方でもバフ中に収まるならば良いが、蒼気砲の前後には双掌・破砕を更新する必要がある。

・鳳凰の舞→蒼気砲ルート
1の型→踏鳴→1の型・双掌・破砕(順番はバフ・Dotの残り時間を見ながら調整)→鳳凰→1の型→踏鳴→1の型WSx3→蒼気→1の型→双掌→破砕

・蒼気砲→鳳凰の舞ルート
双掌→破砕→1の型→踏鳴→1の型WSx3→蒼気→1の型→踏鳴→1の型・双掌・破砕(順番はバフ・Dotの残り時間を見ながら調整)→鳳凰→1の型→正拳突き→崩拳

のどちらかに基本的にはなる。木人であればGCDによってはガチガチに回しを固めることが可能だが、攻略中の実戦ではそういうわけにもいかないので、手なりで鳳凰・蒼気の順番を調整していくことになるだろう。

◇スキル回しの総括
というわけで、モンクのスキル回しは以下のようになる。
開幕スキル回し→基本コンボ→1分バースト(紅蓮・踏鳴1回)→基本コンボ→2分バースト(紅蓮・桃園結義・踏鳴2回)→基本コンボ
1分毎に戻ってくる紅蓮の極意中に必殺技が入るように構築すれば、とりあえず問題ない。

◇サブステについて
連撃がクリティカル確定なのでクリティカルの優先度が高い。
スキルスピードについては自分が最適だと考える数値に調整する。これについては各人の好みによるところが大きい。自分はモンクをやり込んでいるオタクではないので、どのような違いが出るかは正確にはわかっていない。自分はGCD1.94になるように調整している。何故かというとモンクオタクの外人がGCD1.94がいいと言っているからである。
おそらく紅蓮の極意に最大限ロスなくWSを詰め込むことを考慮した結果の数値なのだろう。
SS調整>クリティカル>意思≧ダイレクトヒットと考えてもらって良さそうだ。

攻略後の消化で装備の変更によりGCDが1.94~1.96の間で変動していたが、自分の回し方だとGCD1.95以上になるとやり辛かったのでGCD1.94でやるのが良さそう。まあここは好みなので自分がベストと思うGCDに調整して、そこから極力動かさない方が良い。

◇スキル回しの構築について
モンクには開幕の必殺技を鳳凰の舞×2にし、以降の2分バーストを夢幻闘舞・鳳凰の舞で構成する回しも別に存在するが、個人的な意見を言わせてもらうと推奨しない

この回しをするメリットはただ1つで、2分バーストに最強技である夢幻闘舞を持ってくることで2分シナジーの効果をより受けられる、という点だけ。
・夢幻闘舞の最初の発動が1分遅くなるので、総戦闘時間によっては夢幻闘舞の回数そのものが1回減る
・シナジーPTでないと効果が薄い
・スキル回しが面倒(ルールから外れることがあり、手なりで回しにくい)
自分でもやってみたがデメリットの方が大きいと感じた。強シナジー構成かつ目標討伐時間がわかっている(夢幻闘舞の総使用回数が減らない)場合のみ採用の価値がある…のだが、はっきり言って完璧にシナジーを受けて綺麗に回したところでほとんど誤差レベルの違いしか生まれないと思った。

Patch6.08にて夢幻闘舞の威力が上方修正されたため、鳳凰回しの価値はやや上がっている。が、やはり使うのはオススメしない。攻略後の消化で少し試してみたが、装備の強化やPTのミスでクリアタイムがかなり変動するので夢幻闘舞の回数が減ることがあり、あんまり強くないなと思った。やはり鳳凰回しを採用するならば、完全にクリアタイムが明確な状態でしかオススメしない。
つまり、装備・メンバーの変動がない火力詰め色塗りオタク固定PT(ミスしたらワイプw)、もしくは初週攻略で装備が全員ほぼ新式のコンテンツ時間ギリギリ撃破にならざるを得ない状態。このどちらかでしかクリアタイムの予想ができない。
そして前者は自分は興味ないし、後者であれば鳳凰回しに脳のリソースを使うことよりも他のことにリソースを使った方がいいと考えるので、無意識レベルで鳳凰回しの最適構築を攻略中のコンテンツで調整しつつ行える人間でないと推奨しない。多分一生モンクしかやってないモンクオタクでも容易にはできないと思う。あとシナジー前提なのでPTメンバーが何らかの理由でシナジー撃ちもらす・ずれる可能性を考慮すると更に推奨度は下がる。

コンテンツのタイムライン上、夢幻闘舞が1分遅れた方が良いコンテンツでない限りは攻略中には使わない方が無難だろう。

◇自分のオススメスキル回し
GCD1.94、蒼気・鳳凰回し推奨
必殺技を撃った後のWSは1の型を使用するのが理論上は強いのだが、全て1の型で使っていると必殺技がGCDスキルな関係上、微妙に破砕更新の秒数がズレてきて最適スキル回しがややこしくなる。
偶数分2回目の必殺技後のWSを双掌打にすることで破砕の時間が綺麗に回るようになり、考えることが少なくなって色々なパフォーマンスが向上する。
(戦闘開始前)演舞・闘気→抜重歩法→双竜→(強化薬)→双掌→紅蓮の極意(遅めに)→破砕→闘気斬→連撃→桃園結義・踏鳴→双竜→疾風の極意→連撃→双竜→蒼気砲→連撃→踏鳴→双掌→双竜→破砕→鳳凰の舞→双掌→崩拳→基本ループへ

GCD1.94であれば、この後はルールに従って手なりで最適回しを行うと奇数分のバーストで
基本ループ~双掌→崩拳→紅蓮の極意→1の型→正拳→崩拳→1の型→双掌→破砕→1の型→踏鳴→1の型x3→必殺技(夢幻闘舞)→1の型
紅蓮の極意が回ってきた直後に発動して夢幻闘舞までギリギリでWS11個に紅蓮の極意がのる。前述したが、紅蓮の極意使用タイミングはGCDの後半にしないとのらないので注意。大体GCDが2/3ほど回ったタイミングで使用する。

偶数分のバーストは
基本ループ~双掌→紅蓮の極意→破砕→1の型→桃園結義・踏鳴→1の型x3→必殺技(蒼気)→1の型→踏鳴→双掌→1の型→破砕→必殺技(鳳凰の舞)→双掌→崩拳
開幕と同様、2回目の必殺技の後を双掌打にすることで回しを2分単位でループ出来る。
紅蓮の極意と桃園結義はズレがなく、ただの木人ならばベストなタイミングで戻ってくるはず。
いわば妥協回しなのだが、はっきり言って誤差レベルの差しか生まれないので、他人の解説記事を見て基本的なことを勉強しようと思っているレベルの人にはこちらの方が絶対良い。
ちなみに妥協せずに1の型で回す場合、2分バーストでの必殺技の順番が入れ替わったりして非常にややこしいことになる。

◇記録の見方
まず、陰陽闘気斬の運ゲージョブという認識を持つ。
桃園結義中にWS1回毎に撃てる回もあれば、3回くらい待たないと貯まらない時もあるのでかなり運ゲー度が高い。10分戦闘したら普通に10回くらいはブレが有り得る。
次に夢幻闘舞のクリティカル・ダイレクトヒットを見る。素の威力がバカ高いのでクリDHしている時と、何も起きない時でバフ有り連撃数回分くらいの実ダメージ差がある。
これらの運ゲー要素を考慮した上で、上位プレイヤーの記録は参考にすること。

自分の記録を見直すならば討伐時間・GCDがほぼ同じものと比べて
・双竜・連撃の回数にズレはないか(あるとしても双竜が1回多いのみ)
・1の型のWS回数自体が少なくないか
この2点だけ。
あとは双掌ちゃんと切らしてないかとか、紅蓮の極意がきちんとのってるかとか、そもそものアクティブ率が高いか、みたいな他のジョブでも同様の基本的なレベルの話になってくる。基本的にはWSの回数だけ見ればいい。そして結構シナジー強めのジョブなので割と周囲のメンバーの強さの影響も受ける。
上位プレイヤーが皆鳳凰回しなのでモンクはいつでも鳳凰回し一択!とか言ってる人間は攻略とスコアアタックは違うという現実を理解していないので、あまり信用しないように。

◇LBについて
六合の長いGCDを逆に生かしてLBを撃てるのでLB適正は結構高め。
なのだが、1分ごとに20秒のバーストがある+LB前には双掌・破砕の更新が必要という理由で都合の良いタイミングが(効率よくPT全体のダメージを稼ごうとすると)意外となかったりする。
自分の最適タイミングで撃つべきか、すぐに撃つべきかの判断は必要。

◇全体のまとめ
・1の型の回数を増やす
・双掌は切らさない
・紅蓮の極意中に必殺技を撃つ
・闘気の運ゲージョブ
・おすすめスキル構築は蒼気・鳳凰回し(奇数分に夢幻闘舞)


◇評価(全て不満点なのでFF14が大好きな人は読まないでください)
短いコンボルートを手なりで柔軟に変更しつつ手数で攻めるジョブという設計・・・ではなく、1分バーストできっちりやるべき事が決められている(紅蓮の極意をリキャ打ちしつつバフDotの時間を調整しつつ、1の型の回数を増やしつつ、必殺技を最大威力ルートでバフ内に撃つ)ために窮屈な部分が多いジョブ。柔軟な部分と堅い部分が同時に存在しているのが難解にしているといった感じ。
コンボループ1回が短いため、少しミスをしてもすぐに修正してリカバーできる…と思いきや、踏鳴のせいでコンボループが実は2分で1巡くらいの組み立てをしているので、リカバーにより更にズレが生じるのでまた修正する必要が出てくる。70点くらいを目指すならばただのGCDが早いジョブだが、100点を目指そうとすると非常に面倒なジョブという感じだ。

元々のスキル構築が他のジョブと比べて面倒かつ少しズレると全てがズレていくのに加え、遠距離攻撃手段がないこと、闘気という運ゲー要素があることが合わさり、記録を一目見ただけでは自分が正しくプレイ出来ているかどうか把握しにくいのも厄介。

・双掌バフの時間延長
・破砕の効果時間見直し(1分バーストと噛み合わない)
・必殺技のアビリティ化
このどれかが来るだけでかなり使いやすくなると思う。
あとは闘気の最大スタックをもう少し増やすとか…

無我や金剛の極意、六合といった出番がほぼ無いスキルが多いのも印象が悪い。全体的に以前のモンクに無理やり必殺技システムを入れ込んでいるだけで全体の調和が感じられないというか、突貫工事が過ぎるというか・・・
操作感にしろ、個別のスキル調整にしろ、もう少しブラッシュアップが欲しい。

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